海外でレンタカーに乗るときの免許とは?
ご存じな方は多いと思いますが、一般的に海外でレンタカーに乗る場合は、「国際運転免許証」が必要です。
一般的に、と書いたのは、国際運転免許証がいらないケース、国際運転免許証では運転できないケースがあるからです。
ハワイ・グアム・サイパンでは日本の運転免許で運転できる。
調べてみると、ハワイ・グアム・サイパンは日本の運転免許証で運転できるようです。もっとも、ルールは変わるかもしれないし、大手レンタカー会社だけの可能性もありますので、予約を取る際に確認しておいたほうがよさそうです。
国際運転免許証だけで運転できるのは、ジュネーブ条約加盟国。
国際運転免許証の有効期限が切れていたので、新たに申請に行ったところ、「リトアニアはジュネーブ条約加盟国じゃないから、国際運転免許を取っても実際乗れるかわからないよ」と係員の人に言われました。その時、初めて知ったのですが、日本の国際運転免許証が有効なのは、ジュネーブ条約加盟国のみだそうです。
警視庁のページに有効な国が記載されていましたので、参考にリンクしておきます。
このリンクを見ると、ヨーロッパでは、ドイツ、スイスなども乗れません。どうも、国際免許が有効な条約には、ウィーン条約とジュネーブ条約があり、日本はジュネーブ条約のみサインをしているからのようです。
もっとも、ジュネーブ条約加盟国以外は必ず乗れないわけではないようですので、大使館のホームページなどで確認してみるのが良いと思います。実際、リトアニア大使館のホームページを確認したところ、短期滞在であれば、日本の運転免許と国際運転免許の2種類を携帯していればOKでした。
国際運転免許証取得に必要なもの
- 運転免許証
- 写真1枚(縦5センチメートル×横4センチメートル、無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの。)
- パスポート等渡航を証明する書類
- 印鑑
なお、申請時には、運転希望国に関する記載箇所がありますので、「なんとなく国際免許がほしい」人には発行されませんので注意が必要です。
写真は免許センターでも撮れますが、私は事前に持っていくことをお勧めします。(忙しい人は当日でOK)
写真を撮りに行ったときの記事はこちら。
なお、国際運転免許証の発給窓口は、各都道府県で決まっています。場所、時間は、警視庁や県警のページで確認できます。
有効期限切れの国際運転免許証は返還必須?
実は、前回の国際運転免許証の発給受付の際、有効期限切れの国際運転免許を返還しなかったところ、すごく注意されました。返還は必須とのことです。
実際、家には有効期間内の国際運転免許証と有効期限切れの免許証の2種類がありましたが、見た目は同じなので、間違えて持っていきそうになります。こうした間違いを起こさないためにも、有効期限切れの国際免許証は返還しておくべきかと思います。(返還は郵送でも受け付けているとのことです)
[char no=”1″ char=”空海”]国際運転免許証を取得する前に、運転したい国で国際運転免許証が有効か確認しておきましょう。[/char]